あらゆる芸術活動を超えた先に共通してあるのは、「自身の本質を捉える」という定義の難しい目標だ。これを形にしたのが、ズーム ブレーザー MID x メイソン シルヴァ。このシューズは、メイソンが2020年にスケーター・オブ・ザ・イヤーを受賞するはるか以前からスケートシーンで定番として確立している。彼のデザインで表現されているのは、メイソンそのものと言っていい。

彼のお気に入りのスケートボードシューズから、彼が愛するシンプルなOrange Labelのデザイン、ダークオブシディアンとメタリックシルバーのカラーにいたるまで、デザインではメイソンというスケーターにスポットを当てている。さらに、インソールには彼自身が描いたチェーンリンクのロゴと自画像が配されている。

本質的であり緻密。そしてスケートボードに対応。まさにアート作品と呼べる一足だ。